風流人日記

医王整体院 院長のblog

暑さも気分次第

f:id:chrismiyagishi:20180725142952j:plain

 天気予報では連日「危険な暑さにご注意ください」と呼びかけていますが、確かに日中、影のない道を歩くと、容赦なく照りつける光線と地面からの熱気に殺気を感じるほどです。気象庁はこの暑さを「災害」とまで言うほどですから、みなさんどうか無理をなさいませんように。

 私も毎朝のウオーキングの時間を早めたりして、できるだけ体に負担をかけないようにしているのですが、日の出前でも途中に設置されている温度計を見ると28℃を超えることもあります。

 こうなるといくら運動のためと思っても、どうしても歩くのが億劫になります。そこでモチベーションを上げるためにスニーカーを新調してみました。軽くて履き心地のいいやつです。

 新しいスニーカーで歩き始めた最初の日は、気温こそ前日と変わらぬ熱帯の朝のような暑さでしたが、快適になった足元にばかり意識が向いて、感じる暑さは三分の一くらいにまで軽減しました。心なしか、風も少し爽やかに感じます。 

 靴が軽くなっただけで気分も軽快になるのですから、人間なんて単純なものです(私だけかもしれませんが)。

 そして靴を新調して三日目。ついにスニーカー効果(と勝手に命名しています)が現れました。なんと気温が4度も下がって24℃の快適な朝が訪れたのです。28℃に慣れた体にとって、24℃は極楽みたいなものです。

 人の気分は天候をはじめとした周りの環境に左右されるものですけれど、こちらの気分が自然環境に影響を与えることもあるのかもしれない、などと妄想してしまいました。

 まあそんな単純なものではないことは百も承知ですが、たとえそうだとしても、暑い!苦しい!ええ加減にせい!と叫んでいるよりは、靴でも新調して気分を変えると、少しは感じる暑さが和らぐ気がします。

 季節はまだ7月、これから夏本番のの8月を迎える

わけですが、さて、スニーカー効果はいつまで続くこ

とでしょう。

 

 もう一つ暑さにまつわる話を。

 今朝ラジオで聞いた話ですが、どこかの会社は「真夏日猛暑日手当」として、気温が30度を超える真夏日に400円、35度以上の猛暑日には800円を支給するらしいのです。400円に設定した理由は「生ビール一杯の値段」ということです。そうなるとビール大好きの私など、よ~し今日もどんどん気温よ上がれ!なんて念じながら通勤してしまいそうです。

 話のわかるいい社長さんだと思いますが、今年は毎日生ビール2杯飲める日が続いていますから、「早く涼しくなることを祈っています」とのことです。

 

 暑いと誰もが不機嫌になりやすいものです。機嫌が悪くてイライラすると、頭に血が上って益々暑くなります。またそういう人の近くにいるだけで、体感温度も2~3度上がるのではないでしょうか。この社長さんのようにユーモアを感じる気遣いや、自分でもできるちょっとした工夫で気分転換をすることによって、少しでも上機嫌でいる方が、体にもいいのではないかと思います。

 暑中お見舞い申し上げます。