風流人日記

医王整体院 院長のblog

腰痛と生活習慣

腰痛の話の第3回目になります。これまで腰痛の原因や治療法について書いてきました。そのなかでも述べたように、腰痛は痛みのために日常生活を不自由にする大変困ったものですが、特別変わったことではなく、誰もが一生のあいだに何度か経験するありふれた…

腰痛の治療法

前回はお正月ということもあり、新年にふさわしいことを書こうと思って腰痛のお話は少しお休みさせていただきました。 さて腰痛の話題に戻りましょう。前々回書きましたように腰の痛みのほとんどは構造上の問題ではなく、筋肉がこわばり、その部分に発痛物質…

引き算の発想

毎年お正月には一年のおおまかな過ごし方を考えます。いいえ、どうせ「食べるか飲むか寝るか」の怠惰なお正月ですから、それほど大マジメに誓いを立てるようなことではなくて、なんとなくぼんやりと、歩む方向や歩き方のようなことを考えるだけです。 暇にま…

腰痛の診断と治療の現実

先日NHKの「ためしてガッテン」という番組で腰痛のことが放送されました。テレビの健康番組で腰痛を取り上げるのはよくあることで、それだけ腰痛で困っている人が多いということでしょう。 たまたまその日、新聞でその番組のことを知ったので、「まあ、また…

カラダで聴く、カラダを聴く

私が写真を趣味としていることは何度も書いていますが、その楽しみの一つはいろんな素晴らしい光景に出会うことです。そんなとき、それは確かに目の前の光景をこの目で「見ている」のですが、しばらくその場にじっと身を置いていると実はそれだけではないこ…

イメージの力

「私は腰痛を必ず治す」という言葉は積極的で前向きに聞こえます。それでは「私は腰痛にはなりたくない」はどうでしょう。これはちょっと後ろ向きですね。 では「私は腰痛を必ず治す」という強い意思と前向きな姿勢で腰痛は治るでしょうか? ガンの専門医は…

脅威の自己治癒力

傷は消毒しないほうが早く治る、という話をご存知でしょうか。これまでの傷の治療の常識からすると信じられないような話ですが、興味のある方は夏井睦氏の「傷はぜったい消毒するな」(光文社新書)をお読みください。なるほどと頷かれることがたくさんある…

苦みと苦しみ

はじめてビールを口にしたのはいつだったか。はっきりとは覚えていませんが、まだ小学生だったでしょうか、中学生になっていたか、未成年だったことは(偉そうに言うわけではありませんが)間違いありません(ナイショですよ)。たぶんお正月に親戚一同が集…

数値社会の健康管理

子供の頃から勉強では試験の点数、体力測定では身長体重がどれくらいか、50mを何秒で走れるかなど、私たちは数値とともに生きてきました。それは人と比べて自分はどういう位置にいるのかという判断材料にもなるし、また自分自身の成長や今の状態を知るため…

節電とカラダ

ここ数年「省エネ」が叫ばれるなか、未曾有の原発事故が起こり、節電の動きに拍車がかかります。 じつは私、去年からちゃんと対策をしていたのです。そのことは以前にも書きましたが、その時はまさかこういう事態になるとは考えもせずに、ただカラダのためと…

カラダもアタマも、やわらかに

あのとき私はテレビの前から一時も離れられず釘付け状態になりました。東北地方で大地震が起こった時のことです。人は見たこともない光景に遭遇すると、思考が停止してしまうようです。感情の表し方すらわからず、言葉も見当たりません。なんとか状況を理解…

気を塞がない

怒れば気は上り、喜べば気はゆるみ、悲しめば気は消え、恐れると気はめぐらず、寒ければ気は閉じ、暑ければ気は漏れ、驚けば気は乱れ、疲れると気は減り、思へば気は固まる。 古代中国の医書『素問』にこのような一文が書かれています。 人間生きていれば喜…

尾道の猫

犬派ですか?猫派ですか?と訊かれると、犬派ですと即答する。 犬はもう12年も飼っているから、だいたいの行動は予測できるし相性もいいと思う。猫はわからない。何を考えているのか、つぎにどっちへ動くのか。写真を撮ろうと思っても、たいがい逃げられて…

今年の目標

梅の花が香り始めた今頃になんですが、今年の目標に「モノを大事にする」ということを付け加えました。できるだけ大事に使い、そして壊れて使えなくなるまで使うということです。 ところが、たちまち今年の7月に、今まで使っていたテレビがそのままでは見ら…

晩酌セラピー

多摩動物公園で、晩酌セラピーでチンパンジーのボスが復活した、という記事が新聞に出ていました。 チンパンジーの社会ではボスと言えどもそれほど大きな権力はもっていないそうです。 主な仕事はけんかの仲裁など、群れの平和と秩序を守ること。 なんだかそ…

鬼の空念仏

鬼っていうのは西洋にもいるのだろうかと思って調べてみた。 まずは英語ではどういうのか? demonとかdevilとかいうのは聞いたことがあるが、fiendというのもでてきた。 どれも悪魔とか悪人とか、あまり印象がよろしくない。 fiendにいたっては、残忍なとま…

楽になるためのオイシイ話はない

前回「なまけものの怠け論」なんていうややこしい話を書いたら、本物のなまけものになってしまったようで、今月の投稿が大幅に遅れてしまいました。 気がつけばもう一月も終わりに近づいていますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。と、遅ればせなが…

なまけものの怠け論

私は怠けるのが上手というか、特別難しいことだと思わないのですが、世の中には怠けることができない、怠け方がわからない真面目な方が大勢いらっしゃるようです。 そこで今年はなんとかその難問に答えようと、春先から松山巖さんの「ちょっと怠けるヒント」…

自然とともに過ごす

昨日は二十四節気の大雪。 ようやく冬らしい気候になりました。 暑い暑い!を連発していたこの夏の猛暑のこともすっかり忘れて、今度は寒い寒い!を連呼する季節です。 じつはこの冬はひとつ楽しみがあります。 頭はもうあの暑い夏のことは忘れてしまってい…

気功体操教室 〜みんなの声〜

さて予告どおり、今回は気功体操教室にご参加のみなさんの声を紹介します。 トップバッターは、この気功体操教室の発起人でもあるTさん。「少しずつだけど、ひざが動くようになってきた。痛くても出来る範囲で動かしたほうがいいことがわかった。気功をして…

起きてみる夢、寝てみる夢

夢の中では現実にはあり得ないトンデモナイことが起こりますよね。それは意識というブレーキが働いていないからなのでしょう。 起きているあいだは常に意識が働いています。時々なにも考えずにぼお~っとしていることもあります(これこそ気功の目指すところ…

きょうもおまかせ定食

いつになく長く厳しかった今年の夏もようやく終わり、待望の食欲の秋です。と言ってもほとんど年中食欲が衰えることのない私ですが、今回は食べる話から始めます。 私ははっきり言って横着者です。なるべくなら積極的に自分で物事を決めず、成り行き任せにす…

腑に落ちる

「腑に落ちる」という言葉があります。納得がいくという意味で使われますが、普通の納得とは少しニュアンスが違いますね。「腑」というのは「考え」や「心」が宿るところです。つまり、「腑に落ちる」は表面的に理解するだけでなく、心の底までが得心すると…

3Dテレビと思考の平面化

この間まで「地デジだ、薄型テレビだ、エコポイントだ」と大騒ぎしていたのが少し静かになったと思ったら、今度は3Dテレビの宣伝がにぎやかです。皆さんそんなに今のテレビに不満があるのでしょうか?少なくとも私はなんの不満もありません。自慢じゃないで…

ブブゼラの鳴り響く中で

その瞬間、 重圧を跳ね返すほどの高い集中力から解放され、 勝利という結果を得た青いユニフォームの選手たちは、 歓喜に満ちて光り輝いていた。 結果が出ない焦りや、さまざまなバッシングのなかで、 一人ひとりが自分たちに何が足りないのかを考え、何をす…

自分の感覚を大切に

前回の気功入門で書いた「考えるより感じることが大切」というところを今回もう少し詳しく書いてみます。 現代は情報の時代と云われ、ありとあらゆる情報が世界中を飛び交っています。それは健康に関しても同じです。医学の進歩によってこれまで不治の病と云…

open up

音楽というものは面白い。 ふとどこかで聞いた歌などが、いつまでも頭の中で繰り返し鳴り響くといった経験がありませんか? そしてそれは少しずつ意識の奥のほうに沈んでいって、次第に鳴らなくなる。 ところが何かの拍子にまたその曲が蠢きだす。 この曲は…

「ゲゲゲの女房」をハラハラドキドキ楽しむ

ひさしぶりに面白いね、と夫婦ともども毎日「ゲゲゲの女房」を見ながら泣いたり笑ったりしている。 テレビ番組の趣味が違う二人がこんなに意見が合うことも久しぶりのような気がするが、同じテレビを見るにもやっぱり違うところがある。 毎週月曜日にその週…

気功入門

いつか気功について書いてみたいと思っていたのですが、奥の深い気功の話はそう簡単にまとめることはできません。それでも、なんとか気功の素晴らしさを知ってもらおうと思って、そのエッセンスだけでも少し書こうと思います。 今回は総論です。まず、気功と…

ゆっくり ーー気功との出会いーー

私が気功から教わったことは、「ゆっくりでいい」ということです。 それは入院しなければならないほど酷いアトピー性皮膚炎で苦しみ、それがようやく治りかけていた頃でした。闘病生活の中で偶然気功の本に出会い、その内容に強く惹かれたのです。おそらくそ…