風流人日記

医王整体院 院長のblog

気になる言葉

心に響く本から感じる「時」の尊さ

今年出会った言葉から、、、 あゝもう年末かぁ~と、毎年この時期になると思わず口走るセリフをこの年の瀬もまた呟いています。 今年も数多くの出来事があり、その一つひとつが整理のつかないまま次々起こるので、頭は混乱するばかりです。 それぞれの意味や…

へいわって すてきだね

へいわってなにかな。 ぼくは、かんがえたよ。 おともだちと なかよし。 かぞくが げんき。 えがおで あそぶ。 ねこが わらう。 おなかが いっぱい。 やぎが のんびり あるいてる。 けんかしても すぐ なかなおり。 ちょうめいそうが たくさん はえ、 よなぐ…

「観察」から見えてくるもの

森友学園問題で国会に証人喚問に立ったあの籠池さんが、「事実は小説よりも奇なり」と薄笑いを浮かべながら発言したときの様子が、なぜかとても印象に残っています。あの言葉の奥にはとても意味深いことが隠されていたと思いますが、森友問題はここではさて…

その日出会う天使が一人いる

どこで聞いたか知ったかはもう忘れてしまったが忘れられない言葉がある。 「いつでも、どこでも、その日に出会う天使が一人はいる。ただ、それに気がつかないだけで」 作家の中島らもさんのこの言葉を聞いて以来、日々の出会いや何気ない会話の中に天使を探…

ゆっくり書くという行為

脚本家の山田太一さんが若者たちのスマートフォンの指使いの速さについて言及されているのを新聞で読みました。「自分の内側にある本当の言葉はあんなスピードでは出てこないはずだ、ありきたりの単語でしか表わしていないのではないか」そういう主旨のこと…

身体感覚を伴った言葉 〜言葉の重みと虚しさと〜

・人間の不安は科学の発展から来る。 夏目漱石 ・20世紀の科学の第一の仕事は「破壊」だった。 岡潔(数学者) ・何もかも失われた時にも、未来だけはまだ残っている。 クリスチャン・N・ボヴィー(アメリカの作家) ・必要なものは少しでいい。何もかもあ…

心で聴く

私たちの仕事はカラダの苦痛を取り除くことですが、患者さんの話を聴くこともとても大切な仕事のひとつです。つい先日、とてもいいことを知りました。それは「聴く」という漢字の意味です。この字には「十四の心で聴く」という意味が含まれているということ…

知識と知恵

知識は伝えることができるが、知恵は伝えることができない。知恵を見いだすことはできる。知恵を生きることはできる。知恵に支えられることはできる。知恵で奇跡を行うことはできる。が、知恵を語り教えることはできない。誰かから何かを得ようとしても、周…

人は自分の思考の中に独りでいる

私は治療の中にできるだけ“会話”を取り入れるようにしています。 身体への施術もコミュニケーションの手段のひとつですが、会話ーーーとりわけ聴くことがとても重要な要素であると思っています。 聴くことによって、患者さんと治療者双方に、苦しい症状への…

頭でっかち

新聞の広告に「養老先生と遊ぶ」という本がでていた。 「唯脳論」や「バカの壁」でおなじみの養老孟司先生だ。 その広告の中にみつけた「頭でっかちは、身体からしっぺ返しをくらう」という見出し。 なるほど、養老先生らしい表現だ。 以前読んだ、都市は「…

変えられるものと変えられないもの

変えることのできないものを受け入れる心変えることのできるものを変える勇気変えられるものと変えられないものとを見分ける知恵ラインホールド・ニーバー

MOTTAINAI

ワンガリ・マータイさんが提唱した「『もったいない』を国際語に」という呼びかけが、大きな波紋を投じています。 普段われわれが何気なく使っているこの言葉ですが、他国の人から改めて指摘されることによって、その言葉が持つ意味の深さを再認識します。も…

目標を持つことと、見いだすこと

目標を持つと、求めるものばかりを見、それに取りつかれ、何ものをも見出すことができず、何ものをも心の中に受け入れることができない、ということになりやすい。 見いだすとは、 自由であること、心を開いていること、 目標を持たぬことである。ヘルマン・…

話の聞き方

「魂同士の深い絆は、まず話を聞くことから始まる。 話の聞き方の原則はひたすら共感をもって聞くことである。 評価しない、批判しない、同情しない、教えようとしない、 ほめようとしないという聞き方だ。 こういう聞き方を身につければ、 相手を癒すばかり…

神と人の交感、そこに文字は生まれる

知識はすべてを疑うことから始まる。それを一つずつ解き明かしていくところに、知的な世界が生まれる。 あてがわれただけで満足し、それ以外のを余分のこととする教育が、人間を規格化する。もっと自由に柔軟に考えてもらいたい。 私の道楽のような学問の話…