自然とともに過ごす
昨日は二十四節気の大雪。
ようやく冬らしい気候になりました。
暑い暑い!を連発していたこの夏の猛暑のこともすっかり忘れて、今度は寒い寒い!を連呼する季節です。
じつはこの冬はひとつ楽しみがあります。
頭はもうあの暑い夏のことは忘れてしまっているかもしれませんが、猛暑の最中実行したことが、この冬からだにどう影響するか?ということなのです。
その実行したことというのは、夜はエアコンをつけないで寝る、ということです。
京都の夏が暑いのは有名ですが(そういえば最高気温の記録が京都から出て、その後計測器の不備で取り消しという騒ぎもありました)、特に夜の蒸し暑さはこの世のものではありません。[E:bearing]
それでもちょっと訳あってそんな無謀な計画を立て、なんとか目標を達成することができました。
お蔭でこの夏はいつもの夏より、おそらく倍以上汗をかいたと思います。
私はもともとそれほど汗かきの体質ではないのですが、さすがにこの夏の熱帯夜をエアコンなしで過ごすと、汗腺全開で気持ちがいいほど汗をかきました。
滝のように汗が流れ出るのを、久しぶりに体験しました。
汗とともにからだの中の毒素まで出て行った感じです。
そんなわけで、その後もすこぶる体調はいいのですが、それがこの冬まで継続して、カゼなどひかずに過ごせるかどうかが楽しみなのです。
本当にからだの力というものはありがたいものだと感じます。
人工的な便利さや快適さを避け、できるだけ自然に任せて生活している限りは、自律神経や免疫系、内分泌系は充分に働いてくれるということを、自分のからだで証明してみたかったのです。
丈夫なからだに生んでくれた親に感謝しながら、自然の分身であるからだの偉大さを改めて感じながら過ごした一年でした。