風流人日記

医王整体院 院長のblog

心に響く本から感じる「時」の尊さ

今年出会った言葉から、、、 あゝもう年末かぁ~と、毎年この時期になると思わず口走るセリフをこの年の瀬もまた呟いています。 今年も数多くの出来事があり、その一つひとつが整理のつかないまま次々起こるので、頭は混乱するばかりです。 それぞれの意味や…

へいわって すてきだね

へいわってなにかな。 ぼくは、かんがえたよ。 おともだちと なかよし。 かぞくが げんき。 えがおで あそぶ。 ねこが わらう。 おなかが いっぱい。 やぎが のんびり あるいてる。 けんかしても すぐ なかなおり。 ちょうめいそうが たくさん はえ、 よなぐ…

宇宙開発とゴミ

ロケット開発や宇宙開発はいったい誰のためのもので、その目的は何だろう。 これまで漠然と感じていたそんな疑問が、このところ続いている日本のロケット打ち上げ失敗のニュースを聞いて、改めて自分の中で膨らんだ。 それは失敗したことを叱責したいわけで…

ふたつよいこと さてないものよ

いやぁ、まったく気の許せない一年だった。 新型コロナの収束も目処が立たない窮屈な状況の中で、これでもかと次々起きる事件に事故に不祥事。 その一つひとつに驚いたり憤ったりしているうちに、気がつけば今年も終わろうとしている。 「今年の漢字」がたし…

新・新しい生活様式

コロナ第7波の勢いが凄い。 このままどんどん感染経験者が増えてほとんど(何割かは分からないが)の人が自然に免疫を持つようになり、このウイルスによる疾病が人間社会に定着していくのではないかと思う。 新型コロナが安全だと言っているのではない。病…

もし小中学生が選挙に行ったら

我が家が購読している東京新聞の毎週金曜日の発言欄は、「若者の声」として小中高校生の投稿が載ります。 大人の投稿もなかなか鋭いなと感心するものが多いのですが、それ以上に子どもたちの生の声には身につまされることや耳の痛いことばかりで、我々大人は…

遠い国戦争から学ぶこと

人を信用するか、しないか。これはその人が過去にどれだけ人に裏切られたか、その体験の数によって左右されるのでしょうか。 他人を信用すると大変な目に遭うという体験が多いほど人は疑心暗鬼に陥り、自己防衛のために強固な殻を作ります。そして常に相手を…

ウイルスは敵か?

もう新型コロナの流行は終わったのかと思うほど、テレビは毎日自民党総裁選の話題で埋め尽くされています。たしか麻生副総理は「曲がりなりにも収束して、国際社会の中で評価が極めて高いと思います」と発言していました。こういう「偉い人」にとってコロナ…

あ・り・が・と

今回は時事ネタではなく(思い出すと気分が悪くなることばかりでカラダに良くないので)、祖父(ジジ)馬鹿ネタで一席お付き合いください。 いま世の中はウソや耳にするのも嫌な言葉、また心に響かない乾ききった上辺だけの美辞麗句で溢れかえっているように…

涙のわけ

年に数回思い切り泣きたいことがある。別にその時点でひどく悲しいことがあったとかいうわけではないのだが、きっと日頃辛くても泣けない時の数滴の涙が積み重なって涙袋が満タンになっていたのだろう。 そういう時は、感動的な映画を見て、溜まった涙を流し…

柳のように

お正月、年の初めには静かに行く年を振り返り、来る年をどう過ごすかべきかと、何か立派な誓いを立てなければならないと思う人は多いと思います。 そういう自分も、今年は何か新しいことに挑戦してみようとか、どんな年にしようかと、毎年考えています。 さ…

日々是縁日

祭りは非日常、たまにあるからいいのである。 世の中には祭り好きの人も多いから「毎日が祭り」を望む人もいると思うし、祭りじゃなくても「お祭り騒ぎの毎日」を送っている人もいることだろうが、一年中祭りだとあまり喜びを感じたり血湧き肉躍ることがない…

おうめ婆さんという道しるべ

世界中がウイルスの恐怖と不安であわやパニックという状況ですが、寝ても覚めてもシャワーのように降ってくる恐怖の情報から、たとえ一時でも離れなければ体が持ちません。 頭が混乱し、モヤモヤと霞がかかったように前方を見渡せなくなった時に手にする本が…

〇〇貯金

500円玉貯金とかがちょっとしたブームだそうで、私も今さらながら貯金を始めました。政府に老後のために2000万円貯めろと言われたからではありません。貯めるのはお金でもストレスでもありません。 「許す」という行為です。最近、人間力というものは…

分解と再構成

前回は「何かを一つやめると全体が変わる」ということを書きました。それが私の場合は「朝テレビをつけない」という簡単なことだったのですが、これは別にテレビだけでなくていろんなことに応用できる気がして、もう少し別の角度から書いてみたいと思います…

変わるには何かをやめてみる

多忙につきしばらくお休みをいただいていました。と言っても、脳が機能停止に陥ったわけではなく、日々様々な考えが頭をよぎってはいました(なんの言分けにもなりませんが)。 むしろそれがなかなか文字にできない状況を作っていたのかもしれません。書きた…

無いものねだり

近所の田んぼから蛙の歌が聞こえる季節になった。今の住居に越してきた頃はまだまわりのあちこちに田んぼや畑があって、毎朝散歩していると季節ごとの色や匂いや音を楽しむことができた。年々それは宅地に変わり、もう季節を感じるのは空を見上げた時と、肌…

紅白歌合戦に思う現代社会

新年あけましておめでとうございます。 今年もお正月からぼやいております。突然切れる老人が増えていると聞きますが、ぼやいているくらいならまだ可愛いもんだ、と大目に見てやってください。 そんなことで、今年も人のカラダと世の中を注意深く観察しなが…

騙されないチカラ

フェイクニュースなどと偽物のことをわざわざ「フェイク」と英語で言うようになりましたが、本物・偽物という言葉があるということは、昔から世の中には本物以外に偽物がそこそこ幅を利かせていたということでしょうね。そういえば、偽物のブランドバッグと…

二つの無邪気

とても残念なことですが、みなさんご存知の「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさんが8月15日亡くなられました。 私も子供が小さい頃は一緒に見てはよく笑ったものです。 ファンの一人である明治大学教授の斎藤孝氏も彼女を悼み、「さくらワールド…

暑さも気分次第

天気予報では連日「危険な暑さにご注意ください」と呼びかけていますが、確かに日中、影のない道を歩くと、容赦なく照りつける光線と地面からの熱気に殺気を感じるほどです。気象庁はこの暑さを「災害」とまで言うほどですから、みなさんどうか無理をなさい…

ちゃんと悩む

「ちゃんと悩む」って、変なタイトルですね。そうです、できたら悩みたくなんかないですよね。でも、どうすれば悩みがなくなるかではなく、どうすればちゃんと悩めるか、という話です。 最近はインターネット上で「検索」という手段があまりにも広く深く浸透…

鳥になった沙羅ちゃん

平昌オリンピックもたけなわです。みなさん連日テレビにかぶりついて贔屓の選手を応援しておられることでしょう。 私も何人か、注目している選手がいます。その共通点は「一生懸命」なところです。オリンピックに出るような選手ですから、誰もが一生懸命なこ…

わかりやす〜い

ある朝いつもと同じ道を散歩していました。少しカーブした道の角っこを曲がった瞬間でした。突然視界が開けて道の先まで見通せるようになったことに不思議な感覚を覚えて、凄い発見をしたような気分になったのです。考えてみればそんなことは当たり前のこと…

川柳のチカラ

川柳に明け川柳に暮れる一年でした。なんて言うと、一角の川柳作家のように聞こえてしまいますが、もちろんそんなことはありません。毎週土曜日の早朝ラジオで放送される「川柳で生き方再発見/近藤流健康川柳道場 しあわせの五・七・五」を一年通して欠かさ…

「観察」から見えてくるもの

森友学園問題で国会に証人喚問に立ったあの籠池さんが、「事実は小説よりも奇なり」と薄笑いを浮かべながら発言したときの様子が、なぜかとても印象に残っています。あの言葉の奥にはとても意味深いことが隠されていたと思いますが、森友問題はここではさて…

遊戯三昧 〜今を楽しみ尽くす〜

東京オリンピックが3年後に迫りましたが、翌2021年には関西でワールドマスターズゲームズが開催されます。概ね30歳以上のスポーツ愛好者であれば誰もが参加できる生涯スポーツの国際総合競技大会ということですから、オリンピックよりは敷居が低く、「見…

その日出会う天使が一人いる

どこで聞いたか知ったかはもう忘れてしまったが忘れられない言葉がある。 「いつでも、どこでも、その日に出会う天使が一人はいる。ただ、それに気がつかないだけで」 作家の中島らもさんのこの言葉を聞いて以来、日々の出会いや何気ない会話の中に天使を探…

昔も今も人はつぶやくーーーツイッターの起源は奈良時代?

4月1日はエイプリルフールです。若い頃はどんな嘘で皆を驚かせようかといろいろ悪知恵を働かせたものですが、最近は普段から嘘かホントかわからないようなことばかり言っていて誰も本気にしませんから、エープリルフールだといって特別なエネルギーは使わ…

犬に教えられたこと

今や空前の猫ブームですが、流行に左右されない(天の邪鬼とも鈍感とも言いますが)私は、あえて犬の話を書きます。 愛犬が星に帰ってもうすぐ丸五年になります。これまであまりそのことを語ろうとも書こうともしませんでしたが、なぜかこの頃、ゆっくり振り…